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窓にカーテンを付けるか付けないか


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今の部屋に越してきて半年以上経つのにいまだに迷っている。や、多分付けないと思う。カーテン。

 

入居当初はブラインドを付けようと思っていたけど、天井があまりにも高くて付けるには大家さんから脚立を借りなければいけなくて、その前に採寸もやらねばだし、面倒になってやめた。額装したBlonde Redheadのポスターなどを並べて気持ち程度の目隠しにしてしのいでいる。窓の外が公道に面しているわけではなくて、マンションの中庭だからまあいいかなって。木や鉢植えがわんさか植わっていて、特に朝は木漏れ日が美しいのでこれなら多少のプライバシーを犠牲にしてもいいやって思う、毎朝思ってる。たまに庭掃除中の大家さんと目が合いそうになったりするけど、そのあたりは性善説に身を預けている。

 

前住んでいた町家もすりガラスに格子だけだったし、外界と地続きになっている環境はその危うさも含めてよいものがあるんじゃないか、と思う。窓一枚隔てた先に外があるリアルさ。若干言い訳がましい。

猿を食べた

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2月に猿を食べた。こばやしちゃん(id:kobayashif)がTwitterで猿仲間を募っていたため興味しんしんで便乗したのだけど、これがとっても良かった。志村三丁目酒蔵新潟というお店。こばやしちゃん・ジュンさん・るりさん・わたしの4人で。

 

猿を食べるってあんまり聞いたことないけどサルノコシカケはポピュラーだし、とか一瞬思ったがあれは菌類。こちらは霊長類だ。ともあれお店のレギュラーメニューとして存在するなら美味しくいただけるのだろう……と入店すると、とびだせどうぶつの森だった。


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壁から

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天井から

 

ちょっとパワーに面食らう。ご主人もかなりぶっきらぼうで「邪魔、どいて!」「注文早くして!」とどやされ、ビビる。ビビりながら猿鍋を注文。(入荷がない日もあるようだけど、こばやしちゃんがしっかり予約してくれていた)

 
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こちらが猿鍋。臭みが全くなくて噛めば噛むほどうまみが出てくる、しっかりとしたお肉!美味しかった。変わったものを食べる時に感じるイロモノ感はなく、まっすぐに美味しかった。

 

ニコニコと食べ進めていると、ご主人が話しかけてくれた。伺ったところ、食材はご主人が自ら狩りに出て仕入れているそう。地元である新潟の猟友会に入っているとのことだった(余談ですがこのお店、八海山などの新潟の地酒が2合600円という破格。ここで入店時からの謎が解けた)。ジュンさんもマタギなのでマタギトークに花が咲いていた、最初の厳しさが嘘だったかのようにご主人が打ち解けてくださったのが嬉しい思い出。おいとまする時には握手までしてくれた。

 

生き物と食べ物の境界線はどこにあるのか、そもそもすべてが生き物ですべてが食べ物なのか。嵐山のモンキーパークは好きだけど、この日食べた猿は本当に美味しかった。屠ることをしないわたしにとって両者は明確に違う。と感じられてしまう。どちらも猿なのにね。命を目の前に差し出してもらっている身としては、それを美味しくいただくのみだ。

 

この日集まった人たちは皆美味しいものをしあわせに美味しく食べる人たちで、わたしはそれがしあわせだった。今週末もまた集まるので楽しみ。

フェリーについて

9連休のGWは京都→福岡→京都→実家と移動した。ずっと東京の自宅に帰ってないけど大丈夫だろか。

 

京都ではThundercatのライブを観たり(最高にすごかった)友人たちと昼から飲み歩いたり。そこから福岡への移動はフェリーに乗った。フェリー初体験でした。神戸から18:30出航。

www.han9f.co.jp

 

全長195mの巨体ながらそのほとんどは客室と車両甲板なので、レストランやお風呂などの共用スペースは意外とこぢんまりしている。最上階からデッキに出られた。海とクレーンと夜景。


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 翌朝7:00までののんびりとした航海。瀬戸内海を進むからか、だだっ広い海に取り残されたような心細さはあまりなかった。朝イチで入る展望風呂がきもちよくて、窓から見えるのはただ、海。

 

旅の中でも移動が好きで、移動中のあれこれは比較的よく覚えているように思う。長距離バスがロマンと倦怠感、飛行機が厳密性を抱えているなら、フェリーはおおらかさだ。フェリーにまた乗りたいがためにどこかへ旅行したくなってる。

Bluetoothレシーバーをちょっと良いスピーカーと繋いだら幸せになる

去年の誕生日にレコードプレイヤーを貰った。

harpy.hatenadiary.jp

 

今回はそれに伴ってBluetoothを導入した話。

アナログオーディオが追加されたことにより我が家のオーディオ環境を配置換えしなければならなくなった。というのも、これまではデスクトップPCの両脇にプリアンプとスピーカーを置いていたのだけど、レコードプレイヤーを置くほどのスペースはなかったのだ。 


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プリアンプとスピーカーだけで限界。ちなみにこれ、寝転びながら使いたいのでベッドの横という位置。プリアンプとスピーカーをもっと広い場所に移動しなければならないけど、PCも一緒に……という選択肢はナシだった。

 

そこで買ったのが標題のBluetoothレシーバーです。前置きが長くなった。 

 

まず、オーディオ周りを別の場所に全てまとめる。アナログオーディオはプリアンプに直接接続。
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で、1つめのレシーバーをプリアンプのインに、2つめのアダプタをPCのUSB端子につなぐ。
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これだけ。これでPCの音もスピーカーから出せるようになる。

全体を図にするとこんな感じ。
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有線から無線にすることで音質が心配だったけど、私の耳では特に目立った劣化もない。大丈夫そう。ただ、PCでTVを見る場合は権利関係の云々で音声を飛ばせないようなので注意。

BluetoothなのでノートPCやスマホからも勿論飛ばせる。誰か遊びに来た時も楽しい。

 

ちなみに現在はさらにオーディオ環境が強化されてきている。誕生日はionのコンパクトなプレイヤーを貰ったのだけど、その後「家に眠ってたから」とTechnicsのSL-23とミキサーを譲り受け、その後ヤマハのサブウーファーもホワイトデーのプレゼントとしていただいた。ありがたい限りである。
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 今こんな感じ。

この環境でダブとか聴くとすごく楽しいのだけど誰も遊びに来てくれない。皆さん遊びに来てください……。

 

朝風呂のついでくらいな気持ちで仕事してる

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4月が始まったかと思えばもう終わりかけ。真夜中に散歩した代々木公園の桜が綺麗だった、桜以外特に何もなくてふらふらと缶チューハイ片手に3人で歩いた。

 

仕事が徐々に忙しくなってきて終わりが見えずつらいものがあったけど、ある日プツンときて遅刻上等、朝風呂入ってゆっくり出社したらなんだか楽になった、根詰めても深刻にはならない方がいい。その日から朝風呂続けてる。

 

業務内容としては広報も変わらず担当しつつ、販促・マーケティングの割合がかなり増えた。Love MeよりもBuy Me、いかにリード増やして案件化増やすかという活動が主軸になりつつある。この2つってニアリーイコールで、どちらも担当するようになってから広報活動でもリード獲得を意識できるようになったのは良いことだと思う。ただし逆はまだ課題。

 

友達ともなんだかんだで会えている、声かけてくれたり遊んでくれるの嬉しい。代えがたい。Sちゃんに渋谷センター街らしからぬ静かなお蕎麦屋さんに連れてってもらったり、多忙なCちゃんHくんとシュラスコ食べて深夜まで尽きることなく話したり。直接会って、その人にしかない雰囲気を感じていられる時間が好きだ。

 

色々書きたいことはあるのだけどとりあえず近況報告。

頭がわるい


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頭がわるい。脳内のメモリがかなり少ない。

 

小学生の頃読んだ初心者向けPC誌に「メモリとは作業をする時の作業台のようなものです」と書いてあったけどまさにそのようなイメージで、作業スペースが足りないから、脳内だけで思考して答えを導くことが非常に不得手。たとえば120÷5の暗算ができない。その代わり、120と5という数字を見ながらならできる。ふたつの数字を見ながら頭の中で筆算するのだ。メモリの不足分を視覚で補っている感覚。そういえば高校生の頃もテスト勉強ではひたすらノートに書いて暗記していた。アウストラロピテクス北京原人ネアンデルタール。成績は悪い方じゃなかったけど、あれはテストというものが紙とペンを使って実施する形式だったからじゃないかしら。視覚情報があると何がいいって、思考が流れないからいい。頭だけで考えていると120も5もすぐふにゃふにゃにどこかへ行ってしまう。思考する時にその対象物が目の前に書かれていれば、いつのまにか対象物が全く違うものにすり替わってしまう恐れもないし、俯瞰できるから理論の一貫性も保てる。こんなんだから己の脳だけが頼りの弁論とかまず無理。頭よくなりたいなあ。

砂壁

 

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

 

 はじめから終わりまで泣きながら読んだ、なぜだか。

 

いま住んでいるマンションは壁がコンクリート打ちっぱなしで、気泡のような穴が大小無数に穿たれている。横たわって眺めれば、フロアライトの灯りが穴の陰影をくっきりと浮かび上がらせているのがわかる。触るとひんやりと冷たい。

 

砂壁の家に住んでいた頃、振り切ったエネルギーでもって色んな場所へ行き色んな人と会った。得るものも多かったし磨り減ることもあった。人を傷つけたこともあった。周囲からはもしかすると滑稽に映ることもあったかもしれないし、実際冷笑されたこともあった。

 

引っ越すことが決まった時、せっかく京町家に合わせて本棚を作ったのに東京には町家なんてありっこないと落胆したのだけど、意外とコンクリ壁にもこの木目調の本棚は馴染んでいる。なるようになるものだ。内装は違うのに調度は同じ、どことなく不思議な感覚で以前住んでいた家を思い出したりしてる。豪勢なシステムキッチンを見事に宝の持ち腐れにして日毎飲み歩いていたのに、今では真っ直ぐ帰って料理を作るのが日課。安定の日々。悪くない。

 

でも、滑稽なくらしでも無駄なことは一切なかったな。過去が今を規定しているから。そんなことをこの本読んで考えてた。