Nyege Nyege Festival 2022記録⑩ 本拠地Nyege Nyege Villaへ~PAYPAL、MAIKO、KΣITOのコラボ

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本日18日19時より、TYO GQOMクルーと浅沼さんと一緒にDOMMUNEに出演します。∈Y∋さんのビデオ出演もあります。

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一応このブログに書き留めてはいるけど、出演者であるTYO GQOMの皆が出演者として何を感じたか?というのはDOMMUNEでしか語られないところが多分にあると思うので、ぜひ見てみてください。会場観覧もあります。

 

一番優雅な朝

さて、ウガンダ6日目は今回の旅で一番優雅な朝。

猫ちゃんとたわむれたり

テラスでコーヒーを飲んだり

フルーツたっぷりの朝ごはんをいただいたり

足元には猫ちゃんがいたり

優雅……

 

さらに、靴がないな?と思ったらスタッフさんが洗って干してくれていた。Nyege Nyegeで泥だらけになっていたんです。感動……。ウガンダの日差しは気持ちいいほどによく乾いた。今日本に帰って来て浴室乾燥機使ってると、本当にあの日差しが恋しくなる。

恋しい

 

本拠地Nyege Nyege Villaへ

ゆったりとした時間を過ごしてから、この日はNyege Nyege Tapes/HAKUNA KULALAの本拠地、Nyege Nyege Villaへ遊びに行きました。宿からタクシーで10分ほど。到着すると、前日ランドクルーザーを手配してくれたKevinが出迎えてくれた。

浅沼さん曰く、Nyege NyegeはFestivalだけが主軸なわけではなく、Nyege Nyege Tapes/HAKUNA KULALA(レーベル)、Nyege Nyege Festival(フェス)、そしてこのNyege Nyege Villa(滞在制作スタジオ)という三本柱でもって成り立っているらしい。Festivalで世界各国からアーティストを集め、Villaでアーティスト同士のコラボレーションを生み出し、リリースしてもらう。それをウガンダの文化・経済発展につなげるというのが狙いなのだそう。

Villaの敷地に入ると、ちょうど小学校の分校のような佇まいだった。庭にはタライや竹でセッションをしている人達。

この壁画、HAKUNA KULALAの音源を買ったことがある人はピンとくるのでは!アートワーク担当の人の絵(多分)が一面に描かれていた。

アーティストの名前がたくさん隠れている!

hakunakulala.bandcamp.com

1階にはスタジオが2部屋あって、廊下にはNyege Nyegeアーティストのフライヤーがそこら中に飾られていた。

2階に上がると、広々としたベランダスペースがあった。滞在用の個室もあるみたい。ベランダにはSISSO、MAIKO、ChrismanをはじめNyege Nyege Festivalで見たオールスターが。ChrismanがBluetoothスピーカーを持っていたので、皆で自作曲の聴かせあい大会になった。

右側手前がChrisman

とりわけChrismanには未発表の曲もたくさん聴かせていただき、元々好きだったこともあってかなり幸せだった。ただ、Nyege NyegeでHDDを盗まれたと言っていたけど……。日の目を見なかった曲もあったんだろうな。

この曲は、Villaで聴かせていただいてその後無事リリースされてました。ダークでかっこよすぎるぜ。

現地のフリースタイル聴ける機会もそうそうない!

MAIKOのこの曲、未発表らしいけどリリースしてほしい。動物の鳴き声満載のシンゲリ。ファイル名には"Animal"とあった。まんまやん!

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PAYPALMAIKO、KΣITOのコラボ

気づいたらすっかり夜に。DJ PAYPALがひょこっと現れて、ケイトくんに「スタジオ入ろう」と声をかけたので、ケイトくん(と私)はそのままVillaに残ることになった。

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これはVilla1階のダイニングに貼られていたスタジオ予約表。手書きで味ある。PAYPALは予約表に毎日名前が書いてあるので、ここに滞在してたっぽいですね。そういえばマイマグカップ持ってたな。

覆面プロデューサーのPAYPAL。奥には浅沼さん

ここがスタジオ。この時はPAYPALの作ったリズムパターンにケイトくんが追加で音をつけていた。奥のブラックライトのエリアが廊下で、わりと色んな人がふらっと覗きに来ていた。

MAIKOもその一人。写真撮ってるだけかなと思いきや、「ここのタイミングで叩いて!」「俺にも叩かしてや!」「ちょっとPC持ってくるわ!」と一瞬で場を自分のものにしていた。パワフル!

元々の予約時間を大幅に超え、制作は1時半くらいまで。終盤は3人黙々と作業していたので私はさすがにうつらうつらきていましたが、しかしベルリン・タンザニア・日本のコラボが実現できてしまうこの場所は大変に意義あるものだな。。と身をもって感じたのでした。

 

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