Nyege Nyege Festival 2022記録⑧ シンゲリTシャツ贈呈の儀~Bamba Panaが始まらない~シンゲリの湿度
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シンゲリTシャツ贈呈の儀
テントサイトに戻ったら、先ほどのタンザニアクルーのマネージャー的な人が「皆を紹介するよ」と連れて来てくれた。
皆若そうな印象。MakaveliとJay Mittaだけ貫禄あってパイセン感ある感じ。上の写真で唐突にケイトくんが上裸になっていますが、何故かというと、着ていたシンゲリTシャツを贈呈していたのであった。
日本から持ってきたビンゴさん作のSingeli Tシャツを本場タンザニアのSingeliアーティストMakaveliに渡しました!!! @Bingo_Habanero #NyegeNyege2022 pic.twitter.com/SdNKYdwPTJ
— KΣITO (@KeitoZOLGEL) 2022年9月18日
一瞬取り合いになりかけたけど、パイセンパワーでMakaveliの手に。巻きスカートとの相性が良すぎて即着こなしているMakaveliパイセン……!そして、この後のライブでもぜひ着てね。と約束していたケイトくん。
Bamba Panaが始まらない
私はこの日はもう何も見なくていいや、というテンションだった気がする。Bamba Pana & Makaveliを見たいという皆と一緒にITANDA STAGEへ向かったがぜーんぜん何もやっていなくて、ステージ横へ入らせてもらうことに。
この時すでに、本来の出演時間である16時はとっくに過ぎていたはず。Bamba PanaとMakaveliを見かけたので「いつ演るの?」と聞いてみたら、「次!」と言って待ち続けていた。出演時間わからんまま待ち続けるのかなりしんどいのでは……!いったん戻ることに。
気になっていた日本料理屋の出店に立ち寄ってみると、日本人の店主が出迎えてくれた。マサカズさんで通称マックさんと言うらしい。
メニューにない鶏肉の照り焼き炒めを作ってくださり、ほくほく談笑していたら突然のスコール。18人の雨乞い師もさすがに力及ばずだったか。歩道脇に川ができるほどで、立ち往生してる間にテントでは雨漏りしていたらしい(マットレスがじっとり濡れていた)。
急にド級のスコール来て止んだ隙に外出たら、即席の足場が出来てる!と思ったけどこれ多分柵が倒れただけだな pic.twitter.com/LlGYY4xEE7
— moemiki (@moemiki_) 2022年9月18日
そんなこともありつつ、K8ちゃんがちょっと元気になったので再度ITANDA STAGEへ。浮かれて皆で星型のピースを形成する儀式などをする。
この時は21時くらい。パーカッシヴなライブをやっていた。お客さんも壇上に上がってダンスしてハッピーな感じ。無論、Bamba Pana & Makaveliはまだ出演していない。このへんで相当な眠気が来たので私は仮眠しました。
日付変わったくらいに目覚めて、また会場をうろうろ。HP0になってテントに倒れこんだmitokonさんから「Bamba Pana始まりましたね!」と悲痛のLINEをキャッチし(ステージ方面からMakaveliの叫びが聴こえたらしい)、三度目の正直でITANDA STAGEへ再訪!この時、なんと2時!彼らはなんと10時間押しでの出演となったらしい。そんなのしんどすぎる!でも、Makaveliはめちゃくちゃフロア煽ってました。
本来のタイムテーブルから10時間後にようやくBamba Pana見れたのおかしいやろ!MakaveliがシンゲリT着てる!
— moemiki (@moemiki_) 2022年9月19日
#NyegeNyege2022 pic.twitter.com/Rn1or8hZw3
昼間渡したSingeli Tシャツを着てメインステージに立ってくれたMakaveli🔥
— KΣITO (@KeitoZOLGEL) 2022年9月19日
Bamba Pana & Makaveli最高でした!!!#NyegeNyege2022 pic.twitter.com/RXXAHg4WRH
Bamba Panaが回し、Makaveliが煽り、ダンサーのお姉さんが尻を振り、オーディエンスはタオルを振り回すというめちゃくちゃ良い現場でした。撮れてないけど、Makaveliは私達の方を見て"Japanese! Respect!"みたいなことも言ってくれていた。一方この頃、オンタイム進行のHAKUNA KULALA STAGEではSISSO & MAIKOも出演しており、そっちも見逃せん!と途中でHAKUNA KULALA STAGEへ移動。
シンゲリの湿度
SISSO & MAIKOの多幸感!シンゲリってミニマルなのか、、という気づき#NyegeNyege2022 pic.twitter.com/oTNEw6bxBr
— moemiki (@moemiki_) 2022年9月19日
SISSOは日本で見たことないDJソフトを目隠し状態で操り、MAIKOはアクロバティックにキーボードを弾く。なんか顔と肩に挟んで弾いてたりしてた。単音の反復がこんなにエネルギッシュで楽しいとは!シンゲリってミニマルな要素もあるんだな~と感じた。でも禅的な意味合いのミニマルではなく、ただただ楽しい音を楽しいタイミングで配置しているようなカラッとした質感。アフリカの湿度や、水はけ抜群の赤土なんかもそのムードに影響しているのだろうか。そして、二人の様子を至近距離で動画に収める∈Y∋さん。二人の次が∈Y∋さんで、その次の大トリがDJ MARCELLEという順番だった。4日間いろいろあったNyege Nyegeも、もうすぐグランドフィナーレ――。
∈Y∋さんはハードコアな轟音シンゲリ。SISSO & MAIKOがカラッとした赤土のようなシンゲリなら、∈Y∋さんのはもっと湿度ある感じ。フロアで爆踊りしてたら隣のお姉さんが一緒に踊ってくれて楽しかった。
カラッとした本場シンゲリの後にEYEさんの轟音ハードコアシンゲリ聴いて別の角度からぶち上がり!@EYE_BOREDOMS #NyegeNyege2022 pic.twitter.com/AmaXKym1H6
— moemiki (@moemiki_) 2022年9月19日
∈Y∋さんが終わり、DJ MARCELLEが始まったころには満身創痍。仮眠すらせずずっと起きていたケイトくんは放心状態で、ブリキのおもちゃみたいになっていた。テントで就寝し、あとはカンパラ市内へ帰るのみ!
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