6月は盛りだくさんだったので久々に日記を書きます。
5/30~6/2 西安・深圳ツアー
夫のKΣITOくんと一緒に中国で出演。今回初めての西安と、2年ぶりとなる深圳の2現場(ケイトくんはその翌週も中国でさらに2現場控えていたけど)。2年前中国を訪れた時にAlipayやDiDiタクシーを一通り使えるようになっていたから、今回はいくぶん気楽な渡航だった。当時必要だったビザも今は不要になったし。
5/31 西安JAR
西安のご当地メシといえばビャンビャン麵らしいけど、今回は食べられず残念。その代わり、オーガナイザーのRVEが連れて行ってくれたお店の雲南料理に感動しきりだった。
中国ではミントを野菜のように食べると聞いてはいましたが、さわやかでワシワシ食べられて本当ーーーーに美味しかった。日本のミントよりも葉が大きくて。また食べたいな……。
JARという箱は、結構広めなラウンジの奥にシンプルな長方形のメインフロアがあるレイアウト。言ってしまえば、メインフロアが退屈になったらいつでもラウンジへ抜けられる。RVEからは「JARではBPM160なんてほぼかからない、速くてもBPM140くらい」とパーティ直前に教えられ、普段BPM160の曲ばかりかける私は冷や汗……。確かにケイトくんのライブセットも、ジュークパートよりもちょっとBPM落としたGqomやダンスホールのパートの方がウケてる。ただでさえケイトくんのライブが大ウケしてるのに、次の出番の自分がBPM160で大滑りしたらつらすぎる……。
ということで、元々の選曲は完全に捨てて、手持ちのバイレファンキで60分しのぐことに。完全に日和りました。ダンサーのお客さんもいて気持ち良く踊ってくれてたので胸をなでおろしつつも、バイレファンキが自分的にめちゃくちゃ得意ジャンルというわけでもないので、私じゃなくてもできるセットだったな……とかなり反省点が残る結果となった。
日本でもGqomの現場に行くとよく思うのが(ダンスコンシャスなお客さんが多いな~)ということなんだけど、そういったダンスに意識的なフロアに対していかに飽きさせず気持ちよく踊れるようにグルーヴを作っていくか、しかもどアウェイで、って今後の課題だなと思った。おお、すごくDJっぽいことを言っている……。
6/1 深圳Oil
深圳は2年前に3日間ほど滞在していたこともあり、市街地のショッピングモール・KKOneが見えてきた時点で「帰ってきた」という気持ちに。
Oilはベースミュージックの海外アクトがよく出演しているみたいだしスタッフさんも皆フレンドリーで、雰囲気としては渋谷asiaみたいだなと個人的に思っている。さらにこの日は、2年前に上海で知り合ったChuan(Baihui Radioのスタジオマネージャー)も一緒だったから、より一層リラックスして臨めた。ChuanがTraxman - Blow Your Whisle(通称:笛)かけた瞬間、完全にホームになってた。
真白さんと乾杯してたら笛かかって感情が迷子に……@Dazzletek_ pic.twitter.com/AHpsJSBGBy
— moemiki (@moemiki_) 2025年6月1日
この日は自分のいつも通りのセットで大丈夫そうだったから、自分で作ったBPM160のゴルジェ曲を多めにかけつつフットワークやジャングル、ブレイクコアなどをプレイ。ちょっと変わったところで、EPHEMEGRA - DOLLY (MERMAID REMIX) をリリース即かけられたのも個人的に嬉しかった。メリーさんの羊みたいなメロディで奇妙かわいい。
お客さんが東京のベースミュージック周りと似てるというか、"ウチら"のフロアやん……!?という感じ。実際に望月真白さんや香港のKalok、Shelf-Indexとか友人が多く遊びに来てくれていたし、サブフロアでは飛び入り参加OKのDJブースでADEADさんがちびまる子初期主題歌(広東語バージョン)をかけていて、"ウチら"やん……!?となるなど。
香港のADEADさん、完全に「こっち側」の人だった 初期ちびまる子の広東語バージョンかけてた pic.twitter.com/VdCntAVJyb
— moemiki (@moemiki_) 2025年6月2日
メインフロアのクロージングではNK100さんが最後Jlinをかけていて、良かった。Jlinかかるフロアありがたいです。
1か月分書くつもりが全然終わらないのでいったんここで止めます。