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誕生日のこと



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以前にもまして長距離を頻繁に移動するようになった。4週連続で関西に来ているし、来週は福岡へ行く。今も京都にいます。

 

先週の土曜日で29歳になった。年度でいうと遅い方の生まれだし自己紹介のときは「今年で〇歳」という言い方をするので、やっと追いついた感覚。感慨があるかと言えばそこまで。でも気がつくと6歳くらい年下の友達も普通にいたりして、その子たちも普通におとななので、それだけ自分の世代が少し上の層に来たということなんだなと思う。まだ全然、立派になったとは思えないけど。

 

誕生日前日はKちゃんのアパートでお祝いしてもらい(ここの部屋は相変わらず可愛らしい)、当日はTに祝ってもらった。寺町二条でごはん食べてたらスッとサプライズケーキが出てきてたまげた。レコードプレーヤーとMETAFIVEのLPをプレゼントにいただきまして、レコードの扉がついに開いてしまった。恐ろしい、いやいやとても嬉しい。

 

https://www.instagram.com/p/BNhxAIbBsOA/

 

1つ大人になったから、ひとの気持ちをもっと汲み取れるようになりたい。想像力をつけたい。 

恋人

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11月初旬ってこんな寒かったっけ。東京に越してから1ヵ月が経った、というのは今の恋人とお付き合いを始めて1ヵ月ということでもある。同時に遠距離恋愛を始めて1ヵ月。京都のひとだ。

 

春に知り合った時は予想もしなかった関係が、いま当たり前のように毎朝毎晩を支えている。そう思うと不思議な感じもする。フードトラックでキューバサンドを売りながらアメリカを横断するロードムービーを一緒に観た後、どこかでキューバサンドを食べたいね、とネットで調べると表参道のレストランでそれができることがわかったのだけど「マイアミのフードトラックと表参道の小綺麗な店じゃあまりにも肝心なことが抜け落ちてる」と断じた彼に、ああこの感覚は信じられるなあというような感情を抱いたのだった、確か。来年ロサンゼルスへ行く約束をした。

 

離れてはいるけど、お互いに東京と京都を行き来して会っている。3つ歳下でやんちゃなところも多分にありながら、地に足がついていて、次会える時までに私も頑張ろうと思わせてくれる人。背筋の伸びる日々。

京都の構造とメトロについて


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京都の家を引き払って一時的に家なき子状態。今夜は心斎橋で過ごします。

 

京都についての思い出とか、つらつらと書き連ねるつもりだったけど実際に離れる日が近づくほどにさみしさが薄れていった。友人は皆名残惜しんでくれてそれはそれは非常にありがたく嬉しく思う反面、いやまた来週戻ってくるしね、そんなね、だいじょぶやで、と。少なくとも今はそんな気分、本当に移住してしまったらまた見え方や心持ちが変わるのだろうか。

 

京都はつくりがミニマルで自転車が馴染むところがすごく好き。都市によって電車移動に最適化されているところ、車移動に最適化されているところ、色々あるけれど京都はチャリフレンドリーだなと思う。や、逆だね、街の構造に最もフィットする移動手段が自転車なのだ。あとバス。これは街の大きさや建物の高さ、移動手段の速度なんかも関わってくる気がする。自転車が馴染みますね。エリアごとに微妙なキャラクターの差異があるけどグラデーションになっていて、それもまたちょうど良い。このサイズ感のおかげで、京都という街と近しい関係になれたのかもしれない。

 

鴨川沿いの川端丸太町にはメトロというクラブがあって、わたしが大阪から京都へ越してきた理由はこの場所だった。週に1回は足を運ぶから、それなら近所に住んだ方が良かろう。ということで京都での物件探しでは「神宮丸太町駅からチャリ20分圏内(メトロは地下鉄駅の出口途中に位置している)」を第一条件としていたくらい。クラブと言いつつオルタナティブな雰囲気でわたしみたいな根暗でも臆せず入れるし不思議に人懐っこい空間、ここで本当に沢山の人と仲良くなったし、色んな音楽を知った。今instagramにアップしたメトロでの写真を数えたら79枚あった。驚異的!よく通っている場所だからというのもあるけれどこの場所の独特の空気感が好きなんだ。LOW POWER、H.R.A.R.、僕の京都を壊して、思い出深いレギュラーイベントが色々。なんだか書きすぎると野暮になる気がしてきた。まだ通いますよ。

思いがけず会ってすこやかに、時に不健康に


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日記のタイトルはその時聴いてる音楽や読んでる本から適当にチョイスしてたけど、最近はちゃんとタイトルめいたものを付けてる。後で読み返しやすい。

 

京都生活もあと2週間になった。おかげさまで送別会というか何というかそこまで大それたものじゃなくてもほぼ毎晩誰かと会って話してるし、明日からもそういった約束がたくさん。ありがとう、嬉しい、皆と話すの好きなんだ。

 

一昨日は思いもよらず名古屋で遊んだ。東京出張から帰る新幹線の中で何の気なしにKちゃんへ連絡したところ「京都から名古屋へ車で向かってるので途中下車したら良い」と返事。名古屋駅前で拾ってもらい、矢場の味仙で台湾ラーメンを食べた。辛いの苦手で汗だくになってるBちゃんを見て皆で笑った。食べ終わったらすぐ帰路、Gくんの運転する車内でミュージシャンしりとりをするなど。

 

偶発的という言葉ってとても惹かれるものがある、思いがけず会ってすこやかに、時に不健康に遊ぶ時のことはよく記憶している気がする。10月からはそうやって不意に会えることもなくなってしまうんだと思うとかなしい。そんなことない、住む場所が変わるくらい大したことないよって言い聞かせるけど、現に京都へ移り住んでから私の生活は様変わりしたんだ。

うららかな日差しとセーター


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金曜の夜に初恋のひとと会った。高1から高2にかけてずっと好きだった1つ年上のひと、片想いを続けて何度断わられても告白を繰り返して遂には根気に負けたと承諾してくれたけど3日後にはやっぱり振られた相手、小学校時代や中学校時代での好きな人なんておままごとみたいなもので(恋愛とはおしなべてそのようなものではという議論はちょっと置いておこう)私は彼が自分にとっての初恋のひとだと思っている。

ロの字型になった校舎のこちら側から中庭を隔ててあちら側の教室を見つめる、それが当時の彼への距離だった。今では2人きりでお酒を飲んで永遠ににこやかに会話して別れる時は「またね」って手と手を合わせられる、あんなに不毛な距離の先にいたのに、15歳と28歳ではお付き合いの仕方って全然違うのだなあと少し寂しくなった。や、とても楽しかったのだけど。氷点下の部室で彼を待ち続けた2月、自転車2人乗りしながらうららかな日差しと彼のセーターを頬に感じた4月、祭りの日に暗闇のコンサートホールで会った5月、今でも覚えている。

転勤について


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10月1日付で東京の部署へ異動、転勤することになった。

業務内容は変わらず広報。今まで本社直轄部門傘下で広報を担当していたのだけどここ1,2年で社内の様相もまあ変わり、企業価値を高めるコーポレートPRよりは売上へダイレクトに寄与するPR活動を期待されるようになっていた。加えて現在は東京が営業拠点の中心となっており、営業本部傘下の宣伝部門も東京にあるのでそちらへ移ったらどうかとのことだった。要するに広報機能(1人広報なので……)を東京の宣伝部門へ移管したということ。ついでにウェブマーケティングなんかにも今後片足を突っ込むことになるらしい。

異動の辞令というのは往々にして直前に下されると聞いてはいたけど私の場合も例にもれず、上司から最初の打診があったのは8月25日。入社して6年間大阪勤務でこれからもずっと大阪だろうなとタカをくくっていたところへの今回の辞令、かなりの衝撃だったのだけれども、自部署のメンバーよりも東京の宣伝部門と一緒に仕事をしているという事実があったしメディアが集中しているのも東京だし、さもありなんと。さらには本社直轄部門のお役所感に若干嫌気が差していた部分もあったので、非常ーーーに迷いつつもこれは光明かも知らんと承諾することにした。(断るという選択肢は与えられていなかった気もする)

早速来てくれ、とこの月曜〜金曜は出張ベースで東京勤務。5日間東京で働いた感触は「仕事しやすい」。いつもメールと電話でやりとりしていた相手がすぐそばにいるというのは思った以上に大きい。営業さんも同じフロアにいるので案件の進捗だったりマーケティングでの悩み事だったりがすぐ耳に入ってくる。これは良いかも。

10月から忙しくなりそうだけど期待は大きい。京都を離れることについてはまた今度。ちょっと書き切れない。

写ルンです

ノースリーブの季節も終わりか。肌寒い。

ミーハーなもので、今夏は写ルンですで色々と写真を撮りました。30周年だそうで。フィルムカメラ独特のローファイ感が良い、シャッター切ろうと思ったらネジ巻くの忘れてたっていうのも往年のあるあるな流れで。お盆にハノイへ旅行した時の街撮りはデジカメだと少し大仰で、写ルンですの心もとないほどの軽さがしっくり来た。当たり前だけど現像するまではどんな写真が撮れてるかわからないし、小学生の頃に父が買ってくれたフィルムカメラを思い出す、キヤノンのルナ。円形のふたをスライドするとレンズが現れるつくり好きだったな。話が逸れた、仕上がりは当たり外れがあるけどたまに上手く撮れているものがあって楽しい。そう、楽しいです写ルンです

 

8月10日、大阪、この世の終わりみたいな夕焼け
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8月15日、ハノイ
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7月24日、天川村
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8月7日、京都、東九条付近
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写ルンですで撮った写真はExif情報を持っていないから撮影日を細マッキーで書いてやる必要がある。そのアナログな作業が思い出をより彩る気がして、ちまちまと書く。若い頃の父が撮った若い頃の母の写真、の裏に書かれた「渚にて」みたいだ。ここには載せていないけど友人も沢山撮った、ストロボに照らされた友人達を眺めていると本当に愛しさが募る。みんな良い顔するんだ。