飴色の月

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耳のあたりまで髪を切ったら、たっぷりとしたVネックのニットを着たときに風が気持ちいいのだと気付いた。ここ数日は満月がきれいな飴色で空に登っていて手が届きそうな高さだったので自然と上を向いた。

 

自分の欲は一旦置いておいて、誰に対してもやさしさと穏やかさで満たしたいと思った、矮小で弱い自分自身でさえも雲みたいなやわらかさで抱きかかえたいと思った。