クラブのきっかけ
サンクラでフルトノさんのDJミックスを聴いていたら「そういえば私がクラブに通うようになったのってフルトノさんがきっかけだった」と思い出した。
(これ意味がわからなくてすごかったです、どうなっているんですか……)
2015年10月、まだ大阪に住んでいたときのこと。SonarやElectraglide、タイコみたいなフェスには行っていたけどあくまでフェスだったし、メトロもライブハウスという感覚だったので、いわゆる「クラブ」は未知の場所だった。そんな中Massive AttackのDaddy Gが来日することを知り、ひとりだし不安……と思いつつも大阪サーカスに足を踏み入れたのが私にとって初めてのクラブ体験。Daddy Gは冷え冷えとしたブリストルサウンドなのかと思いきやかなりレゲエ色強めで、でもそれはそれですごく楽しかったのを覚えてる。
で、Daddy Gが終わった2時半頃にプレイしたのがBrainfeederのTシャツを着たお兄さん。意味わからんビートがそれまで聴いたこともない音楽でほんと衝撃だった。でもタイムテーブルがどこに貼ってあるかわからなかったから誰なのかもわからず、とりあえずInstagramに動画をアップして「BrainfeederのTシャツの人すごかった!」と思いながら家路についたのだった。
↑びっくりするほど音が悪いです
そしたら翌日Twitterでリプライをくださったのでした、フルトノさん。おまけに「このアルバムの曲です」と音源も教えてくれて。DJ Rocの"Practice What U Preach"というアルバム。
それまでジュークというジャンルを全く知らなかったから、これをきっかけにジュークに触れるようになったし、「クラブって怖くないんだ」と思えたから以降サーカスにも通うようになった。ちなみに、この頃から仲の良かった星くん(id:hoshinominimal)のバンドのアルバムにフルトノさんがリミックスで参加していたのを知るのはこの数日後です。びっくりした。
あの夜勇気出してひとりでサーカスへ行ったこと、フルトノさんのDJを見られたこと、フルトノさんがTwitterでリプライをくださったこと、全てのおかげで今につながっているんじゃないかってまじめに思う。そうでなかったら知り合えてすらいなかった人、本当にたくさんいる。勝手に感謝しています。
そして、フルトノさんのDJを初めて見た時は「意味わからん!好き!」って思ったけど、今も「意味わからん!好き!」って思ってます。あと、みんなのクラブのきっかけ聞いてみたい。