酒場で読む本の速度


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速度の合う合わないってある。今京都に来ていてひとり酒場でごはんを食べていたのだけど、お酒飲みながら読書するのがなんか好きで読むのはもっぱら川上未映子さんの随筆です。読点、読点、読点、、、、で展開される日常への思い至りがアルコールでもつれる思考にちょうどはまって気持ちがいい。こんな状態の足りない頭で読まれるのは著者にとって本意かどうかわからないけれどともかく合うのだ。今日は「発光地帯」を読んだ。

 

発光地帯 (中公文庫)

発光地帯 (中公文庫)

 

 

 

読む時とは別に書く時にも速度の合う合わないがあって、今は携帯のフリック入力でこれを書いているけれど本当はキーボードで打ちたい。フリックだと思考のスピードに合っていなくて書いているうちから書こうとしていたことを忘れてしまってよくない。スマホBluetoothキーボードの導入を検討している。仕事で使うiPadでは既に導入しているのだけどあれ本当によいですね、入力の如何で出力は変わってくるのだと思う。

 

発光地帯で何度でも読み返したくなるのは「世界なんかわたしとあなたでやめればいい」というフレーズ。ところでIQOSの匂いってすごく鼻につく、あれだったら普通のたばこの方がよくないかと思うんだけどどうですか。