マレーシアの旅 2/3 マラッカ、タイル、魔改造チャリのおっさん

マレーシア2日目。

 

マラッカ
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マラッカというのはマラッカ海峡に面する港湾都市世界遺産になってる。クアラルンプールから車で2時間ほど。

ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館が豪奢でとってもよかった。19世紀末に中国移民の豪商によって建てられた邸宅を博物館として一般公開している場所で、中華系移民とマレー人女性の結婚により生まれた「中華系プラナカン」のくらしを家屋、調度品、衣服などなどさまざまな展示品から垣間見ることができる。

民族が違えば宗教も違うわけで、結婚式やお葬式はどうするかだとか、おめでたい場での色はこれだとか、2つの文化が混ざりあっていく様子が面白い。何より展示品が綺麗だった!吹き抜けの空間にある螺旋階段も細工が細かくて。壁や床のタイルも可愛かった。館内は撮影禁止だったけど、ここから見ることができます。


Baba Nyonya Heritage Museum - Tourist Attractions in Malaysia

 

マラッカのタイル可愛い

ババ・ニョニャ・ヘリテージ博物館だけじゃなくて、街の至るところで使われているタイルがほんと可愛かった。マジョリカスタイルというそうです。
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 (これ↓はマジョリカスタイルではなく青雲亭という仏教寺院の壁だけど、これもぐっときた)
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丘の上にあるセント・ポール教会も。マカオと似た雰囲気、どちらもポルトガル領だったからかな。
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魔改造チャリのおっさん
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ピカチュウやらハローキティの装飾でマシマシに飾り立てた魔改造チャリが大音量のBGM(なんか流行りのやつ)を流しながら観光客を乗せてそこら中うろついていて、とてもよかった。人力車みたいなノリ。ポケモン好きやろ、Despacito好きやろ、乗りや。みたいな世界遺産の情緒もへったくれもないスタンス、ぐっときた。観光地として完成されている。
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マレー料理
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クアラルンプールに戻ってきて、晩ごはんは事前に調べていたBijanへ。現地のTimeOutでも紹介されたことがあるみたい。
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サテ(マレー風串焼き)、ココナッツカレー、ナシゴレンなどもりもり頼んでもりもり食べる。もう全部美味しかった。マレー料理は基本的に甘めの味付けが多くて食べやすいし、多宗教の国だから牛や豚より鶏のメニューが多くて鶏好きのわたしにはとても好み。鶏肉の祭典という感じ。雰囲気もよかった。でも安いんです。